CP（ジャンプ）

本日の更新は、CPジャンプ『どうしても最後に泣きたくなかった』にひとつです。財前連載の番外編で、財前が三年の際のジュニア選抜のお話。この年は高校生合宿には呼ばれませんでした。ただでさえ元三年生が堂々と殴りこんでますしね・・・。あああ、大変そうだ。頑張れ迎え撃つ高校生。

副題は「夏草を踏み歩き夢の跡に思いを馳せて」で、赤也と財前です。書きたかったことのひとつである、立海の話。
財前と同じような境遇に陥った赤也が、また違った方向性を見出して成長しました。財前がすべて切り捨てて前に進んでいったとするなら、赤也は拳を握り締めてすべてに耐えたのかと思われます。たぶん、赤也も先輩たちと過ごしたテニス部が大好きだった。だから立海を捨てられなかった。立海で優勝したかった。だけど出来なかった。それでも誇りは失わなかったから、先輩たちは褒めてあげたんじゃないかな。あの真田でさえ、頭をぐしゃっと撫でてやっていいと思います。（あぁでも真田は仁王にピエロって言ったしな。あの発言、微妙に引っかかるので、是非とも28282連載では拾い上げたいところです。）まぁ、えっと、とりあえず撫でられたりしたら赤也は絶対泣く。同学年以下の仲間の前では絶対に見せなかった涙を見せて、ぼろぼろ泣くと思います。そこらへんがやっぱり財前とは違って、違うからこそ面白い。各校ともにいろんな成長があるんだろうなぁと考えると楽しくてなりません。
先輩に対して軽口めいたことが言えるのも、同じ責務を経験して、相手が同学年だからこそなのではないかと。赤也と財前は結構仲良しになれると思うのですよね。一生付いて回る同学年の存在の中で、刺激を与えてくれる相手という意味で「いてよかった」と思えるのはかなり貴重そうです。
次回の番外編も、とりあえずジュニア選抜の予定です。原作の二年＋一年がじゃれあっていると可愛いと思う。絶対可愛い！

・・・今書いているにおーとやぎゅーの話のテーマは「崖っぷちギリギリでBLにならない相棒話」だったはずなのですが、何かもう「恋をすっ飛ばして愛になってもキスがなければBLじゃないよね！」に変わりつつあります。何がどうした、どこでこうなったんだ・・・。おかしいな、何でこんなに微妙な表現が多いんだ。おまえら東のラブルスか（待て）
28282話は、来週か再来週くらいから始められたらいいなぁと考えております。そうしたらテニプリページも独立させたいです。リョマさんと財前とやぎゅーの三本柱。