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夢・BL・ネタバレなど何でもありのブログです。

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2011

0821
本日の更新は、女主人公夢『丑三つ時ロンド』です。結界師で、以前にアップしていた六周年企画短編にプラスして10話アップし、これにて終了です。
原作完結記念に、ずいぶん前に書いていたのを手直ししてアップしてみましたー。以下の記事には原作最終回までの感想のあるので、ネタバレ駄目な方はお気を付けくださいませ。

それと九周年企画「Q」を各ページに収納しました。お付き合いくださりありがとうございました!

『丑三つ時ロンド』はもともと連載用に書いていた話の中からひとつだけ選び出して企画に適用したものでして。なのでこの夢のプロットを組んだのが六周年企画の前だから・・・まぁ単純に考えて三年は前ですな、はい。というわけで全体的な時間軸が黒楼芒になってます。原作13巻付近。・・・すんません。
1話から8話までは連載風に、雪村姉さんをお送りしてます。本当は卵から志士尾が生まれるところとか、綿毛が藍緋さんに成長するところとかも書きたかったのですけれど、そこはカットで。
短編の「奇怪な集団」は2007年暑中お見舞い企画「カイダン」でお送りし、その後はお蔵入りにしていたのですがせっかくの機会なので持ってきてみました。
そうして今回書き下ろしたのが、原作最終話の時間軸にあたる「寂しくないから大丈夫」です。墨村ママがひとり異界に残ったのが微妙に納得いかなかったような納得いったような気がしたので、姉さんに残ってもらいました。いや、というか姉さんは自分が行こうって思うと思うんですよね。責任感ではなく、ああ、これって私でもいいんじゃないの、くらいな感じで。そうして姉さんは自分が烏森(宙心丸)に愛されていることを知っているので、むしろ後のことを考えると憂いもなくなって一石二鳥、くらいな感じです。正守ー? 知らない。あいつはあいつでちゃんとやるでしょ、という幼馴染への挨拶はひらりと手を振る程度で、自ら異界に残りました姉さん。
きっとこの後は時守さんと宙心丸の親子喧嘩とか和解とかを見守ったり叱ったりして、そのうちちゃんと成長した宙心丸の妻になったりなんかして、何百年あるいは何千年単位でほのぼの暮らすんじゃないかと思われます。そんな感じの姉さんをお送りしました。
まぁ、何と言うか、彼女もやっぱり「雪村」だったんだなぁということかと。

原作完結記念にお送りしたのですけれど、この度ネットカフェで最後の五巻くらい、読んでなかったのを一気読みしてきたわけなんですけれど。
うわーあー!!! ちんまい少年日永と妙齢水月さんの夫婦とか、あわわ何それ素敵万歳! いや中身どっちも若くないけど、でも素敵! 妻に望んだのが分不相応だったとか、私があなたを選んだんですとか、何だおまえらいつまでたっても新婚か!(いや結局別れだったんですけど)
しかしそれ以上に久堂の心を掴んで離さなかったのは、鬼童院ぬら様とその下僕ギン(美青年)の関係性ですよ! うーわーあー!!! 争い嫌いの平和主義の小柄なおばあちゃん、しかも怖がりで内気で若いうちから隠居していたおばあちゃん。でも従える鬼の数は山ほどで素晴らしい兵力持ち! 何よりその能力を使って鬼を従えるときには若返るという、うわぁそれ何たる素敵設定! いやーあー素敵ー!
正直、おばあちゃんなぬら様にひざまずいて手ずから薬指で紅を塗ってあげるギンという構図には微妙に引きかけたのですけれども、若返るなら話は別だよ。しかも若返ったら童女系だし、何それ美味しすぎるじゅるり。加えて、ぬら様は精神支配して鬼を使役し、さらにその力は支配される鬼の方が恍惚と喜びを見出してしまうほどの力の強さ。能力全開フルスロットルで若返っているぬら様の背後で、傅いて控えながらも恍惚と体を震わせるギンの何たる素敵さ・・・! ちかくで仲間の人が「自分も鬼のあやかし混じりだったら、あんな風に恍惚になっていたのか・・・」とか感想を抱いているのがまた良い。ぬら様のために戦わない鬼なんかいないよ、とか言われちゃう凄さ。っていうかギンがいいよギンが。結局新生裏会のトップに就くことになってしまったぬら様の横で、はいここに判子です、とか相変わらず世話を焼く姿もまた良い。美青年に恍惚と傅かれるおばあ様という構図に悶えたのは初めてです。ありがとうございました!
あ、ちなみにカケルと壱号の関係も好みです。壱号さん、カケルを守って幸せになってください。
まぁそんな感じで年の差カップル(違う。もしくは見た目だけ)が多かったので、じゃあやっぱり烏森だろうと思って、雪村の姉さんには宙心丸とくっついてもらいました。いや、うん、ぶっちゃけ久堂が宙心丸が好きなだけです、はい。だって可愛いじゃんかあの子。白いし。

というわけで原作完結記念に結界師をお送りしてみました。お付き合いくださりありがとうございました!
・・・余談ですが、この姉さんは無道さんに目を付けられて玉で力を抜き取られそうになったところを結界術で逃亡し、正守が無道さんをどうにかするまで烏森(中学の屋上とか)に潜んでいたという裏話があります。あんたのせいで変なおっさんに絡まれたんだけどどうにかしなさいよ、みたいな。その屋上から、完全妖化した志士尾が良守とか眺めてたりしたわけなんですよ。いや完全に余談ですけど。
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