女主人公夢

本日の更新は、女主人公夢『一年間』の三月です。これにて完結。お付き合いくださりありがとうございました！
・・・れ、連載開始から八年越しの完結です。いやもう本当にすみません。すみません。すみませんでした・・・！

おったりとゆっくり恋をする、がテーマだったはずの『一年間』です。確かこれ、書き始めた頃にはまだ幸村の存在が原作で公開されていなかったような気がします。今思えばそんな頃か、うん・・・。うん・・・。うん・・・。すいやせん！
イベントとかでも時折「最終話待ってます・・・！」というお言葉をいただいておりまして、あわわ書かなくてはと思っていたのですけれども、ようやくお送りすることが出来ました。
おったりは最後までおったりでした。この、結局は告白をヒロインに先にされてしまうところが、今後のふたりのお付き合いを物語っているような気がします。つまり、おったりは何気に尻に敷かれる、と。そうしてこのさりげない芯の強さが、このヒロインの魅力かと思います。おったりの癒しであり強さであり弱さであり頼もしさであり、そして最愛でもある彼女さんになるんじゃないかと。
お付き合い後の番外編も書こうかなぁと思ったのですが、そちらは企画の100題で三つほど書いているので今回は見送ることにいたしました。ちなみに跡部様とこのヒロインはかなり相性が悪いです。主に跡部様にとって。岳人とは普通にお友達になれると思われます。しかし問題はどう考えてもおったりVS椎名さんだな・・・。いやいや椎名さん的には「あいつがおまえを好きで、おまえがあいつを幸せにしている限り、高校であいつに寄ってくる男は俺が追い払ってやるよ」と言うんじゃないかと。親友ですし。しかし「だけどあいつを泣かせてみろよ？　そのときはおまえの命日だ」とかにっこり笑って忠告です。おったり頑張れ。超頑張れ。
学校が離れることが分かっていて、それでも好きだと思えるかも今回のテーマのひとつでした。努力して、だけど無理なく、努力したいと思える関係をいつまでも続けていってもらいたいものです。
というわけで最後までお付き合いくださりありがとうございました！　本当に、本当に、八年もお待たせしてしまい申し訳ありませんでした・・・！

・・・全然関係ないんですけれど、弥子ちゃんの土下座は素晴らしいと思います。あれだけナチュラルに土下座できるヒロインはそういない。ネウロ大好きです。