女主人公夢＆CP（テニプリ）

本日の更新は、女主人公夢＆CPテニプリ『くるり∞』にひとつです。
テニプリ仁王の病気と死を捏造していますので、そういったものが苦手な方はご注意くださいませね。
テニプリ仁王が柳生に語る、テニプリ柳生についてのお話。多分、こういう「存在に感謝する」のが、久堂の願う仁王と柳生の関係なんだと思われます。

副題は『彼が愛した青年の話』です。彼はテニプリ仁王で、青年はテニプリ柳生。テニプリ柳生がこの世界には存在していないことの理由となるお話です。
実はテニプリ柳生がこの『くるり∞』に出てこないことは最初っから決まっていました。互いに幸せだったから、こういうと何ですけれど、出てくる必要がない。めぐりめぐっていつか出会えればいいけれど、そのときは互いにまっさらな状態がいいな。名前も格好も何もかも全部違って、それでもまた一緒にいるといい。そんな感じでテニプリ仁王が語る、テニプリ柳生についてです。
おそらく久堂が理想とする仁王と柳生の関係でもあります。傍にいられなくても互いの幸福を思えること、互いに幸福と思えること、出会いに感謝することが出来ること、心は永遠に寄り添い合えること。そういう関係が、仁王と柳生の理想です。だからこのふたりは何となく、生涯を書ききらないと終わらないような気もします・・・。青春だけじゃない関係というかごにょごにょ。
ちなみにテニプリ柳生はまだ独身でした。その後結婚したかどうかはテニプリ仁王も知らない。でもちゃんと立派なお医者さんになって、柳生医院の跡を継いだと思われます。
そんな感じでちょっと薄暗いかもしれない話です。でもちゃんと幸せだったんだよ、ということが少しでも伝えられれば幸いです。幸せだったからこそテニプリ仁王は、今の世界で穏やかな気持ちを持ってヒロイン仁王や柳生、そして立海を見守ることが出来ているんじゃないかと。自分にとっての存在がちゃんとあるから、大丈夫なのかと。

シリアスが続いた『くるり∞』ですが、基本はとりあえず押さえた気がするので次はおそらくまたミュネタです。立海は楽しい！　におやぎゅ万歳！